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不妊うつ予防にもカウンセリングご利用ください

生殖心理カウンセラーの小倉です。

最近は以前に比べて早い段階でカウンセリングを利用する方が増えました。

先日も

「結婚して1年。もともと生理不順があるので婦人科に行ったら子供を数人欲しいのなら早めに専門病院に行くといいかも、と言われすぐに不妊専門クリニックに行きました。検査をしてまずはタイミング法を試しましょう、ということになったけど、通院することで仕事との両立、年齢(30歳)を考えても自然にできると思ったのに、もしかすると子供ができないかもしれない、という焦りなどで、どうにかしないと不妊うつになるかも」

ということでカウンセリングを利用されました。

この段階ではまだ「鬱」ではありませんが、鬱になるかもしれないという不安は十分にあり、本当に不妊鬱になる可能性はあります。

鬱である状態の目安は

①いつもより食欲がない(あるいはありすぎる)

②睡眠が十分にとれない(なかなか寝付けない、あるいは何度も起きる、あるいは朝早く目が覚める)

③日常生活ができない(家事ができない、仕事ができないなど)

が、2週間以上「毎日」続いた場合となります。

そうなる前にカウンセリングを利用していただけたこと、また鬱状態はとはどういうものかを知っていただくのは大事だと思います。

一番の鬱予防は自分の気持ちを話せる場があることです。夫でもいいし、同僚や友人でもいいし、カウンセリングでもいいし、鍼灸や漢方の先生でもいいし。

「気持ち」を話してそれを共有したり、受け止めてくれる場があることが大事です。相手によってはアドバイスしたり、意見してきて逆に傷つくこともあるかもしれません。そうなったら他の場所を探すことにありますが、まずは話してみないとわからないこともあります。

とてもプライベートなことなので、誰にどのように話すのかが難しいところですが、自分の気持ちを言葉にして誰かに伝えること自体が自分で自分の気持ちを受け止めることになるので、不妊鬱予防になります。専門家の力を借りたい、ということであればカウンセリングをご利用ください。

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