想像の赤ちゃんを失ったときに悲しむ方法
こんにちは。生殖心理カウンセラーの小倉です。
今月、ドイツの生殖心理学者のペトラ・ソーン先生のオンライン講義を受けているのですが、久しぶりに英語での授業で、英語に苦戦しながらもレベルが高く、且つ刺激的な内容でとても勉強になっています。
講義は全部で4回あるのですが、先日の1回目で印象的だったのは、不妊治療で流産、死産、あるいは移植はしたけど陰性だったという時に、そして子供のいない人生を歩むことを決断した時の悲しみ方、についてでした。
ペトラ先生は様々なRitual(儀式)があって、これまでの治療の記録を箱に入れる、想像の赤ちゃん(思い描いていた赤ちゃん)への思いを文章にする、夫婦それぞれに手紙を書き送る、など紹介してくださいました。
儀式、というとちょっと大げさな表現かもしれませんが、その気持ちを大事にしていることを心で受け止め行動で表すことは心にも体にも良いように思いますし、それを夫婦、カップルで取り組むことに二人の生殖物語に建設的な意味を与えていると感じました。
あと3回、講義がありますので最大限学んで、カウンセリングや様々なサポートに活かせられるように頑張ります~
お知らせ
2月20日(日)オリーブの木 子供のいない方達のサークル:オリーブの木第3回開催します | ガーベラ不妊相談室 (cr-gerbera.com)
2月25日(金)マナティー・クラブ グループカウンセリング – 不妊ピア・カウンセリング (fine-peer.com)
2月26日(土)おしゃべり会「夫との子どもを望んで治療を始めたけど、モヤモヤイライラ募ってます!」夫との子を望んで治療を始めたはずなのに…のおしゃべり会をします! | ガーベラ不妊相談室 (cr-gerbera.com)