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卵子提供、精子提供、養子、里子を迎える:実子以外の選択肢をサポートします

こんにちは。

心理士の小倉です。

現在、コロナの影響で不妊治療が予定通りにいかないケースが多いかと思います。そういう時、実子を授かる以外の選択肢を、考える機会が増えるかもしれません。

精子提供に関しては日本では戦後からの歴史もあり、方法としては比較的選択肢としては検討しやすいかもしれません。ただ、勿論夫婦の感情、価値観には影響があるので、簡単なことでは全くないです。

卵子提供も、日本で行えますが、まだまだ狭き門ですし、費用面でも精神面でも負担は大きいですよね。さらに、海外での実施もよく聞かれますし、心動かされる選択肢です。

あるいは、血縁にこだわらない場合は、養子縁組、とくに特別養子縁組、それにいたる里親制度、も最近は自治体が積極的になっている面もあり、活発になっています。当然、予想されるさまざまな難しい局面はありますが、子供を育てる、家族を作る、という生殖物語がある方にはすばらしい機会となります。

いずれにしても、結婚をしたら子供を産む、それも一人でなく「ノルマとして」二人、というイメージがもたれやすい日本社会の中で、実子が授からない、思い通りの家族を作れないことは苦しいことと思います。

だから、精子提供、卵子提供、養子縁組をすすめているわけでは決してありません。そのような選択肢を正しく知り、それを選ぶことが自分の幸せなのかどうかを想い馳せることが、実子を望む気持ちと向き合えるのだと思います。

残念ながら、望んだ方全員が望んだ時に実子を授かることは難しい現実があります。その中で、結婚はしたがそのあとの自分の人生について考えざるを得ないとなった時に、情報も少なく、焦る毎日を適切に心のサポートをしてもらいたい、ということがあれば、カウンセリングを利用していただけたら、と思います。

最近は治療中の悩み、転院の相談、治療のやめどき、に加えて、上記の非配偶者間生殖医療、養子、里子の相談も増えています。

どうぞお気軽にお問い合わせください👇

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