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コロナ影響下の不妊治療:今だからストレスマネジメントの話

こんにちは。心理士の小倉です。

コロナウィルス感染拡大のニュースも心配ですし、このところの大豪雨による被害も心が痛みます。被災された方、被害にあわれた方々にお見舞い申し上げます。

今年の始めから、すべての事柄において、新しいことへの適応を余儀なくされ、加えて自然災害。地震の心配もありますよね。そういう中で、ストレスがたまるのは当然です。コロナ感染予防のための自粛期間などは多くの我慢も強いられ、ストレスがたまりましたし、今だに、そのストレスから解放はされないですよね。

そういうとき、コロナが終息しなければ、このストレスはなくならない、と思いがちですが、そういうわけではないのです。

ひとくくりに、今ストレスがある、と感じますが、よく考えてみると、いろんな要素が組み合わさってのストレス、なことが多いです。

たとえば、現在治療中で、パートの仕事をされている39歳の女性。夫は4月から在宅勤務となっていたが、7月になってからは週に2~3回程度の在宅のペース。治療の方も7月にはいって、ほぼ通常通りとはなっているが、決断はあくまで夫婦で、と言われている。

この女性にしてみれば、コロナが落ち着かなければ、治療もどうすればいいかわからない、夫が在宅の時は自分が休まる時間と空間がなく疲れる、パートは耳鼻科の受付なので自分がいつ感染するかわからず、緊張感から抜け出せないと思っています。ですから、コロナが終息しないと、どうにもならないから、今のストレスは我慢するしかない、と思っています。

もし、本当にそれで我慢ができるのなら、それでもいいのですが、我慢した結果、頭痛、腹痛、めまい、吐き気、集中力低下、などの症状がでてしまったら、どうにかしないと辛いですよね。

そうならないためには、自分がストレス、と感じているものを、細分化して、それぞれに対処できることがあるかないかを検討することがストレスマネジメント一つとなります。

上記の女性であれば、

①不妊治療によるストレス

②夫の在宅によるストレス

③パートによるストレス

とざっくり分けられます。

①の不妊治療によるストレスは、もともとストレスがかかるものですが、さらにコロナによる予定がたたないこと、決断が難しいことが、加算されている状況です。ですからストレス度としては高いと思いますので、サポート源(カウンセリング、相談窓口、専門的なストレスマネジメントの習得)の利用が望まれるかもしれません。

②の夫の在宅によるストレスは、これまで不在だった夫や他の家族の存在は、自分の居場所を失う機会ともなります。ただ、家の中の話なので、小さくても個室を作ったり、仕切りを利用して、プライベート空間を作るなどで、目に見える形でプライバシーの確保ができると、意外にもストレスは軽減されます。仮に夫が書斎にこもって仕事をしているとしても、自分が個室をもっていないと、休まらないことが多いです。自身のプライベート空間でストレスが和らげばなによりです。

③のパートでのストレス。これは対面の仕事だから、なのか、他にも人間関係のストレスもあるのか、などにもよりますが、今やどこでも感染のリスクはありますし、一方で経済的に働く必要もあります。そうなると、頭で理解できること、収入が必要なので働く、感染しないように食事や体力をつける、などで、不安をコントロールする方法があります。もし、そこに職場の対人関係の問題もあるのなら、それも改善できる方法を見つけることは可能だと思います。

 

一つの例ですが、まとめて今はストレスでいっぱい!と捉えると、実際よりも大きいストレスに感じて、それがさらにストレスに感じることがあります。私のストレスは、どれとどれとどれ、で、これは自分でなんとかなりそうだけど、これは誰かに相談したほうがいいのかも、のように、振り分けるだけでも、ストレスは減ると思います。

参考にしてみてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

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