不妊治療を経た先にあるものを想像するのは難しい:たとえば「高齢」出産

生殖心理カウンセラーの小倉です。
不妊治療が保険適用となり4年目となりました。
私の印象では不妊治療のイメージはややカジュアルに、ハードルは低くなったように思います。
それでも不妊を経験することの心理的な負担に変化はなく、話せる場があるとしてもすべてを話せるわけではないため、孤独感はやはりあります。
そんな方たちが参考にするのは不妊経験者の話です。
たとえば最近、悩みが多く寄せられる高齢出産について。
今回はこの方の体験をご紹介します↓
48歳で出産→現在は6歳の子供を育てる新聞記者が語る“高齢出産のリアル”「5年の不妊治療の末、10回目の移植で授かって…」「実際は、そこからが大変」 | 文春オンライン
不妊を経験したあと、特に高齢で出産したあとは何があるのか?
いろいろな疑問の「答え」を求めることができると思います。
いえ、参考にするだけです、という方もいらっしゃるでしょう。
それでよいです。しっかり自分の人生について準備する、情報収集することは大事です。
ただ、体験談はあくまで個人的な「お話」であって、それを想像するしかありません。また自分が経験をしていないことを想像るのは、かなり難しい。
さらに自分で想像することのリスクとして、自分にとって都合がよいように「脚色」される可能性、あるいは不安が高い方は自分にとってあえて辛い状況を「創造」する可能性があり、難しいです。
それでも体験談は是非参考にしていただきたいし、中には「答え」が見つかることもあります。場合によっては脚色されたお話も悲劇的に創造されたお話も必要かもしれません。
でも、自分の心と想像力とのバランスが大事、特に不妊治療のような努力が反映されない世界においては、ほどほどの現実吟味力とほどほどの想像力が大事になります。
このバランスをとることも難しいので、そんなときは是非カウンセリングをご利用ください。
