思考は言葉になる、言葉は行動になる、行動は習慣になる、習慣は性格になる、性格は運命になる
生殖心理カウンセラーの小倉です。
タイトルの言葉、ご存じですか?
マザー・テレサの言葉だそうです。
カウンセリングでは、よく思い(思考)を言葉にすると心が整理されますと話しているのですが、
思いを心の中に留めるより、
言葉にした方が本当に自分がそのように思っているのかどうかを
検討できて、心の整理になるからです。
でも、マザー・テレサの言葉は、思いや思考そのものの話をしています。
その思いが自分にとってネガティブなこと、
たとえば自分はダメだ、劣っている、不幸だ、
あるいは周りが悪い、あの人が嫌い、パートナーの責任だ、
と思うと、
それは言葉に表れ→「『自分には嫌なことばかり起こる』と発言する」
行動になり→「嫌なことが起こると『やっぱりね!』と強調する」
習慣になり→「嫌なことが起こることを探し始める」
性格になり→「どうせ嫌なことしか起こらない、とすべてネガティブに捉える」
運命になる→「すべてをネガティブに捉えるので仕事や人間関係などポジティブな状況が巡ってこない」
のような感じでしょうか。
だからあなたの思いを大事にしてください、とマザー・テレサは語ったようです。
でも、聖者のような思考を常にすることは難しいものです。
本音ではいろんなブラックな思いでいっぱいな時もあるでしょう。
とくに不妊治療中はそうなります。
そのほうが人間らしいな、と私は思いますが、
ブラックな思いはしんどくもありますよね。
短い間ならブラックな思いがあっても全然大丈夫でしょう。
ただ、それが長い間、そして言葉に出始めたら要注意、という目安にするとよさそうです。
ヘイトスピーチがどんどんエスカレートするように
言葉にするとその先は加速しやすいので自分で止めることが難しくなります。
もし、自分で止めるのが難しい!
今はなんとかコントロールできているけど、これから自分でできるか不安、
ということがあればカウンセリングを利用してみるのもよいでしょう。
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