SMDによる適切な臨床実践:不妊治療の現場でもとても大事です&オリーブの木お知らせ
生殖心理カウンセラーの小倉です。
SMDご存じですか?
Shared Decision Makingの略で「共同意思決定」の訳が多いようですが、
「共有意思決定」の方がしっくりくるかもしれません。
簡単に言えば、患者さんが医療においてなにか決断をする際に、その決断にいたるための情報や背景をきちんと医療の専門家(医師が多いのですが)「共有」し、意思を決定し、決断にいたるための姿勢です。
「共同」というと一緒に決断をするイメージですが、決断をするのは患者さんです。
ですから「共有」することが大事、ということです。
これを聞くと、それは「当たり前」のように感じるかもしれませんが、
たとえば不妊治療の現場ですが、病院やクリニックの治療方針やスケジュールがすでに決まっており、
その枠の中で、患者さんがベストではなく、ベターな選択をせざるを得ない状況は多々あるので
SDMになっておらず、実は当たり前ではないのです。
一方で、患者さんの意思のみを尊重することも難しかったり、患者さんが専門家のような知識や経験を持っていないがゆえに、患者さんの価値観を最優先にするのもベストとは言えない現実もあります。
だからこそShared「共有」がとても大事で、
不妊治療では情報や考えの共有を積極的に医療施設も患者さんも行ってほしいところです。
でも、忙しそうな医師を前に自分の考えを伝えるのはとてもプレッシャーだったり、時間が本当になかったり・・・
そんなときには「共有」を真髄としているカウンセリングを利用するのも良いでしょう。
医師にどのように伝えたらいいのか、
迷っていること、不安に思っていることを整理したい、
などがあれば
カウンセリングでその方法をお伝えすることができます。
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それからお知らせです!
4月20日に神奈川県秦野市でオリーブの木を開催します!
第15回オリーブの木「お茶会」神奈川県秦野市の自然の中でいつもと違う時間をすごしませんか? | ガーベラ不妊相談室 (cr-gerbera.com)
外出が心地良い季節になりました。
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