不妊治療を始める際の心の準備3つ
生殖心理カウンセラーの小倉です。
妊活をしていたけどなかなか妊娠に至らないので不妊治療を始めようかな、と思われるなら
心の準備として3つのポイントをお伝えします。
①不妊治療中心の生活にならない工夫をする
不妊治療を始めるとすぐに妊娠すればよいのですが(実際、すぐに妊娠しないと思った方が良いです)、妊娠しない場合、次第に治療のことばかり考えて不妊治療中心の予定、生活になりがちです。
そうなると、だんだんいつもネガティブな気持ちになり、すべてが悪循環しているように感じて本来の自分を見失いがちです。
これは、治療の負担が多い女性に起こりやすいことなので、治療はあくまで生活の一部であり、治療以外の時間を大切にする心の準備をしておくとよいでしょう。
男性は、不妊治療中心のパートナーに気づいたなら、気持ちはわかるけど不妊治療以外の時間を一緒に楽しもうなどの声がけができるといいですね。
②タイムラインを作る
不妊治療は子供が授かることを保証していません。
授かるまでずっと治療することも可能ですが(それでも授からない事実もあります)、そうなると経済的、体力的、時間的な負担が大きくなります。
変更すればいいだけなので、不妊治療を開始するにあたって、治療期間や子供が授からない場合の選択肢などあらかじめカップルで話し合って決めておくとよいでしょう。
ある程度の予定、こうだったらこうしようというタイムラインがあるとうまくいかなかったときの判断や決断が比較的スムーズで、時間を有効に使えます。
いろんなパターンがあるのでAプラン、Bプラン、Cプランと3つくらい想定すると良いかもしれません。
③カップルで感じ方は違うのは当たりまえ。カップルで会話がうまくできなくなったら相談窓口を利用
不妊の難しさは、カップルで子供を授かることにあります。
一人で判断して行動できればもっと楽なのですが、二人で決断し行動することを求められます。
だから、カップルで話し合うことが大事なのですが、それぞれの子供への思い、治療の考え方、人生の歩み方に違いは当然あります。
自然妊娠ならこんなこと話し合う必要もないのに!という思いもあるでしょう。
カップルが子供のいる家族を作る時点で話し合いがあれば子供が授かった後も良好な家族関係は築きやすいし、子供のいないカップルに至ってもそれまでの過程を共有しているので素敵なカップルになっているでしょう。
本来カップルとは問題が生じれば二人で相談できるペアなので、二人が納得のできる会話ができると良いですよね。それでもうまくいかない時は第三者を間に挟むとうまくいくこともあるので、相談窓口をご利用ください。
カップルカウンセリングについてはこちらも参考にしてください👇
不妊治療中に効果的なカップルカウンセリング | ガーベラ不妊相談室 (cr-gerbera.com)
不妊治療を始めるにあたっても3つの心の準備を紹介しましたが、個別の背景もあるでしょう。
その場合はカウンセリングを利用していただくと個別の心の準備をお伝え出来ます。そんな風にもカウンセリングをご利用ください👇
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