不妊治療後の育児:理想と現実の違いをどこまですり合わせることができる?
生殖心理カウンセラーの小倉です。
先日、保健師さんとお話をする機会があり、出産後の自宅訪問に行くとマタニティー・ブルーのような症状の方が多いとか。とくに不妊治療をされていた方々は印象的で、こんなに望んで授かったのに思ったような日々を送れていないことで悩んでいるそうです。
理想と現実の育児にギャップがあるのかもしれませんが、それだけではありません。不妊は想像以上に心や体に負担を強いているので簡単に理想と現実のすり合わせができれば大丈夫、というものではありません。
ただ、ある程度、想像と違った、ということを認める、受け止める必要もあります。そのためには時間も必要なのですが
心療内科や精神科を受診するも、診察は5分あるかどうか。皆話をしたい、聞いて欲しいのだけど、保健師さんも次の予定に向かわないといけない・・・ジレンマがあると伺いました。
マタニティー・ブルーはだいたい1月で落ち着きますが、それ以上落ち込みや涙もろい、気力がないなどあれば是非相談して欲しいです。自分から相談先を見つけるのはかなりエネルギーを必要としますので、夫や母親や兄弟姉妹に一言しんどい、どこかに相談したほうがいいかな、とサインを出してみてくださいね。そのサインをうけとった周囲の方は様子見をせず、すぐに相談窓口につなげていただければと思います。
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