妊活が上手くいかなくてつらい時に、ちょっと思い出してほしいこと4つ。
こんにちは。西船橋にある、ガーベラ不妊相談室不妊ピア・カウンセラーの岡田です。
4月の半ばだというのに、桜はすっかり終盤で花水木が満開です。季節の進み方が早いですよね…。
これは気温のせいですが、妊活中も恐ろしく時間が過ぎるのが早くないですか?
時間だけが過ぎていく焦りと不安…
相談でも「なかなか結果が出なくて辛い」という相談を多くいただきます。
辛いですよね…そんな時ちょっと思い出してほしいこと4つ、書いてみます。
目次
- ○ ①結果に関わらず、あなたの人生には価値がある
- ○ ②なかなか結果に結びつかないのは、あなたの努力が足りないからではない
- ○ ③この辛い日々にも必ず終わりが来る
- ○ ④妊活にかける時間と同じ分だけ、あなたの人生も進んでいる
- ○ でも、渦中にいるときには視野を広くできない。だからこそ…。
①結果に関わらず、あなたの人生には価値がある
こんなに心身や経済的に大きな負担負っているのになかなか結果が出ない、
仕事も思うようにできていないから、思うような成果も出せていない。
もう、女性としても社会人としても価値なんてないよな…。
そんな風に考えてしまうこともあるかもしれません。
私はフルタイムで仕事をしながら不妊治療を行なっていました。
職場に治療を打ち明け、理解してもらい何とか通院できたものの
度々の早退、遅刻に肩身を狭く感じていました。そんなこともあって
ただ、決められた仕事だけをこなすことに注力していました。
1年経つごとに、「今年も何も結果を出せなかった」
「仕事も妊活も全部中途半端のダメな人間」と自己肯定感は
どんどん下がっていき、「人間失格」とさえ思うこともありましたので
そんな風に思ってしまうことは自然なのことのように思います。
でも、結果に関わらず
あなたは今、自分にできる限りのことを頑張っているし
この先子どもを授かっても、授からなくてもあなたの価値が変わることはありません。
あなたが、あなたらしく生きていることに価値があると私は思うのです。
②なかなか結果に結びつかないのは、あなたの努力が足りないからではない
妊娠にいいと言われることに取り組んでも、勧められた検査をして問題がなくても
原因の対処をしても妊娠に至らない。
なんで?これ以上どうしたらいいの?
私は不妊治療中、結果が出ないと「何かが足りない」「もっと何かしなくては」と常に思っていました。
だから、妊娠した人のブログや口コミを見ては
病院を変えたり、サプリを飲んだり、漢方や鍼灸を試したり
骨盤矯正や、ヨガにも通ったりしました。子宝神社を参拝したり子宝の湯につかったりもしました。
でも、今沢山の方の相談を伺って思うことは
「十分みんな頑張っている、むしろ頑張りすぎている」ということです。
努力する→でも、結果が出ない→だからもっと頑張る
→でも、結果が出ない→だから、できることは何でもやらなければ!
そのスパイラルは、体も心もお財布も追い込んでいきます。
そんな時
どうか、鏡を見て自分に言ってあげてください。
頑張ってるのに結果に結びつかなくてつらいね。
結果が出ないのは、努力が足りないんじゃないんだよ。
大丈夫、私は物凄く頑張ってる。
そう、あなたはあなたが思うよりずっとずっと頑張ってるんです。
③この辛い日々にも必ず終わりが来る
妊活、不妊治療に取り組んでもなかなか結果が出ないときには、
心身はとても疲弊します。
どれだけ頑張ればいいのか、その頑張った先に子どもを授かることができるのか。
この日々はいつまで続くのか、最終的な結果がどうなるのか、
それが分からないから故に感じる
得体のしれない不安感、暗闇でもがくような焦燥感。
私は治療中に、「出来ないなら今すぐ治療を止めるし、出来ると分かっているなら
どんなことも頑張りますから教えてください。」というようなことばで
医師に詰め寄って苦笑いをされたことがあります。(苦笑)
そんな辛い治療でも必ず終わりが来ます。
でもそれがいつなのかどんな形なのかは分かりません。
マラソンのように長いスパンで考えると
全力で走る続けることもできませんし、ペース配分も難しくなります。
なので、短いスパンで区切りながら考えてみてください。
この辛い日々は永遠ではない。
まず半年頑張って、また考えてみよう。
1年頑張って、立ち止まってみよう。
そんな風に区切りながら、そして時には一呼吸おいてみてください。
④妊活にかける時間と同じ分だけ、あなたの人生も進んでいる
妊活中は、妊活のことで頭がいっぱいになり
そのことが生活の、人生の中心になってしまうことも多くあります。
生理の周期でスケジュールを組む。
もしかしたら妊娠しているかもしれない高温期には、お酒を控える。
万が一生理になったら通院だから、その辺りは予定を入れないようにする。
私は何年もそんな生活をしていて、その間の妊活以外のプライベートの記憶がほとんどありません。
今思うのは、妊活一色にならずやってみたいことにチャレンジしたり、
日々を楽しむこともすればよかった、ということです。
20代、30代、40代は、妊活にとっても大切な時期ですが
人生の中でも、色々動いたり楽しむことができる時期です。
勿論、リミットのある妊活を優先することは大切なことですが、
妊活が全て、になってしまうのではなく
自分の人生の時間も大切にしてほしいと思います。
でも、渦中にいるときには視野を広くできない。だからこそ…。
などと、偉そうに書いてはきましたが。
それは、今私が妊活を卒業したからこそ言えることでもあります。
妊活中は、妊娠・出産をするためにそこだけに集中して頑張っているわけですから
それ以外のことに目を向けられなくなったり、
よそ見をしている暇はない、と思う状況になることは自然なことです。
私は妊活を振り返ってみて、今でも後悔することがあります。
ピア・カウンセリングでは、そんな私の失敗談も含めて、あなたの気持ちに寄り添い
なるべく後悔が少ない選択肢は何か、を一緒に考えていくこともできます。
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