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不妊とコロナ:妊活のタイミングは難しい

生殖心理カウンセラーの小倉です。

最近のカウンセリングではコロナが始まるあたりに結婚、挙式を予定していたけどコロナで結婚式が延期になったので、入籍はしたけど式を挙げるまでは妊活はしないと選択し、ようやく挙式をあげたので妊活をしたらもしかしたら不妊かもしれない、という話をよく聞くようになりました。

コロナ感染拡大が2020年で、東京オリンピックも延期になりましたから結婚式の延期も沢山あったでしょう。とても大切な儀式ですし、結婚式を行うことに大きな意味があります。だからこそ、とくに女性は万全な体調で臨めるよう、妊活も延期をしていたのにいざ妊活を始めると、全然妊娠はしない・・・

コロナに限らず、結婚はしたけれど色々な事情でタイミングが妊活と合わないことはよくあります。自分の人生ですから、自分の人生らしく生きるためにある程度の計画は必要ですし、結婚すればパートナーのタイミングも大事です。二人の妊活のタイミングは実は簡単ではなく、意外と難しいものです。

どうしても妊活は「早いほうがいい」という思いになるので、妊活のタイミングを延期したとか遅くなった場合は後悔しやすいかもしれません。ただ、過去は変えられないし後悔の気持ちばかりあると気持ちも沈むので、切り替えも必要です。今できることは何か、将来はどういう可能性があるのか、過去ではなく今と未来に比重を置けるようになると、気持ちが沈みっぱなしにならず、でも将来の良い方向への準備もできるので、試してみてください。

一人で考えると堂々巡りになる場合はカウンセリングの利用も検討してみてくださいね。

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