妊活、不妊治療に役立つタイムラインとプランB
こんにちは。生殖心理カウンセラーの小倉です。
妊活、あるいは不妊治療において一番のストレスは先が見えない、何も確定していない中で計画をたてないといけないことではないでしょうか?しかも、それは自分一人の計画だけではなく、カップル二人分の計画なので、とても難しい。
そんな時に役立つのがタイムラインの作成です。たとえば自分の希望としては1年以内に妊娠を希望する、となったら1年の行事として決まっているもの、帰省や仕事の予定や家の購入や友人の結婚式や今は難しいかもしれませんが旅行に行くなど、カップル二人分の予定となれば、そこそこあるかと思います。それらをカレンダーなり、メモ用紙なり、カップル二人分の予定を記入しあうと、妊活、あるいは不妊治療に費やせる期間は限定的になるかもしれません。でも、二人で明確にこの時期は妊活や治療に専念(優先)して、この時期は他の行事に専念(優先)するとある程度わかると、ぼんやりこの1年は見通しが立たない、と思っていたけど、案外先がみえて不安が減るかもしれません。
もう一つ、不透明な妊活で役立つ考え方は常にプランB、プランCという選択肢を用意することです。勿論プランAは今の自分(達)には最善の選択肢であり、その通りになれば嬉しいのだけど、思った通りに行かない場合、プランBに変更できるという安心感、あるいは他の選択肢を模索する時間を節約できるなどのメリットがあります。ベストではないけど、セカンドベストの選択、というとらえ方もあるかもしれませんが、実はベストな選択はベストとは限らない、ということを最近私も気づきました。ですから、プランA、プランBのように、AがうまくいかないならBを、それも難しければCを選択できるという方が視野が広まる可能性もあってよいのかな、と思っています。
なかなか文章では説明しきれませんが、カウンセリングでは一緒にタイムラインを作成したり、プランについて検討することもできますので、悩み相談というより、妊活プランニングとしてもガーベラ不妊相談室をご利用ください。