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様々な子どもを育てる形、家族のカタチ

こんにちは。西船橋にあるガーベラ不妊相談室、不妊ピア・カウンセラーの岡田です。

度々ブログにも書いている「生殖物語」
幼いころから、そして時に無意識に近い形やはっきりと意識して思い描いている
結婚、妊娠、出産…にまつわる様々なことへの想いや地図のようなもの…
ですが、不妊を経験しなければ、描いた未来予想図に近かったり
いわゆる一般的な経緯を過ごしていれば意識しないことが殆どかもしれません。

私自身、カウンセリングを受けた時に
「何故子どもが欲しいのですか?」
「あなたにとって子どもを産み育てるということはどんなことですか?」
と聞かれて、戸惑いより怒りに近い感情が湧きました。

「は?子どもが欲しいことに理由がいるの?ただ授かりたい
それだけじゃダメなの?」
「不妊だけでも辛いのに、子どもを普通に授かる人もそんなこと考えてるんですか」
私のようにそんな気持ちになる方もいらっしゃるかもしれません。

怒りに近い感情が湧いたものの
その言葉が耳に残り、色々考えました。
周りに取り残されたような気持ちになったのかな、
軽い気持ちで始めたのに、かけてきた時間と費用に対する意地なのかな
様々な想いがめぐる中で、育てるのであれば里子や特別養子縁組もある
と、夫とも話しました。

我が家の場合は、夫の実家が血縁に拘りがあったのと
当時の制度では年齢的に厳しいこともあり、断念しましたが
もう少し早く選択肢の1つとして知っておけたらよかったな、
とも思いました。

不妊治療中に、特別養子縁組や里子の話をされると
聞きたくない、と思ったりすることもあるかもしれませんが
選択するしないではなく、「知っておく」ことは
大切なことかな、と思います。

私の不妊ピア・カウンセラーの先輩で尊敬している
池田麻里奈さんは、不妊治療、流産、死産、子宮全摘を
経験されました。
そして今、特別養子縁組で子育てをされています。
素敵な記事ですので、是非ご覧いただければと思い紹介させて頂きます。

様々なカタチの家族、子どもを育てるということ。
感じて頂ければ^^)

NPO法人Fineでは、来月
「不妊を経て、里子・養子を迎えた方」の会を開催します。
ガーベラ不妊相談室でもご希望があれば
同様の会、もしくは「里子・養子を考えているけれど」
という会も開催可能ですので、お問い合わせからご連絡ください








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