妊活中に見えなかったこと。
こんにちは。西船橋にあるガーベラ不妊相談室、不妊ピア・カウンセラーの岡田です。
私は、物事をネガティブに捉えやすい性格なのですが、トータル6年に及んだ不妊治療で
自己肯定感もガッツリと下がりまくりました。
何をやっても上手くいく気がしない…。治療中はそんな日の連続でした。
仕事に穴をあけながら治療しているのに、結果も出せなくて仕事も中途半端。
ダメだなあ~。
病院の他に色々取り入れてるのに、全然体が反応しない。私はポンコツなんだなあ~。
一事が万事、そんな感じでした。
皆さんはいかがですか?
そんな私が治療中、妊活経験のある友人に愚痴をこぼした時に
言われて驚いたことは、
「遅刻早退しながら仕事も続けて、何年も治療もしてるんでしょう?
大変だよね、ものすごく頑張ってるよね」
と言われたことでした。
え?と思いました。
だって、頑張りが足りないから妊娠できてないと思ってましたから。
もっともっと頑張らないと、と。
仕事も治療ももっともっと、と。
ご相談いただく方でも同じような方が多くいらっしゃいます。
「何が足りないんでしょうか、漢方とかも取り入れた方がいいんでしょうか」と。
「どうやったら、ポジティブに頑張れるんでしょうか」と。
日本には「武士は食わねど高楊枝」という言葉があったり、
謙遜することが美徳とされてきたことも影響するのか
弱音を吐くことを躊躇したり、
努力や頑張りを過小評価する傾向が強いように感じます。
私自身、治療中には見えてなかったことも多くありますが
カウンセリングをしていると、辛い気持ちに蓋をして前を向こうと張り詰めていたり
ご自身の頑張りに気付けていない人が本当に多いと感じます。
私は、無理にポジティブにならなくても上手くいかない時はネガティブになるのが
自然なことだと思います。無理をせず弱音を吐いていいと思います。
そして、もっと自分の頑張りを認めていいのではないか、と思います。
でも、1人ではなかなか難しいかもしれません。
1人で考えすぎると、堂々巡りになってしまったり
余計落ち込んだりネガティブになってしまうこともありますよね。
カウンセリングでは弱音や愚痴も丁寧にお聴きしますし、
ご自身では気づかない視点から物事をみてお伝えすることもできると思います。
よかったら一度、お問い合わせください。