楽しかったことが楽しくなくなっても大丈夫
こんにちは。心理士の小倉です。
新型コロナウィルスは変異し、感染をコントロールすることが難しいようです。
ため息がでますよねぇ。楽しみにしていたことがすべてなくなってしまい、何かを楽しみにすることすら、もうあきらめないといけないような…
こういう状況が続くと、心の元気は奪われます。楽しみは心の栄養ですから。だからといって、楽しみを見つけよう!と、努力したり頑張るのももう虚しさを感じる…
不妊治療中はこの心理と同じ。治療がうまくいかず、子供が授からず、支払いばかりしていれば心に元気がなくなって当然です。楽しくすごせていた趣味の時間や興味の対象もすべて色失せてしまう。
もし、もう一度、楽しい時間を過ごしたい、と思うのなら、ぜひ以前楽しかったことをもう一度やってみてくださいね。漫画読んだり、雑貨やのぞいたり、ハイキング行ったり、食べ歩き(ができない!それならお取り寄せ、とか?)ほんのちょっとでも、あ、楽しいかも、と感じればそれで十分。何かのきっかけになるかもしれません。
残念ながら、やってみたけど全然楽しくない、と感じたのならまだ「その時」ではないと思えばいいのです。つまり、心はまだ楽しむ余裕がないので、今元気のない状態をこれ以上悪化させないようにじっとしている、というイメージ。無理に動く必要がない、ということです。
心はいつか必ず元気になります。人間にはそういう自然治癒力があります。努力が可能なら、その分早く元気になりますが、努力が難しいときは、じっとその時を待つのがベストです。自分を力を信じて大丈夫。