産めない けれど、育てたい。
こんにちは。西船橋にあるガーベラ不妊相談室の不妊ピアカウンセラー岡田です。
本当に暑いですね。
私は、連日のクーラーで足が吊っています。皆さん大丈夫ですか?^^;)
突然ですが、皆さんは妊活ブログを読んだり書いたりしていますか?
私は両方やっていました。
誰かの妊活ブログを読むのは情報を知りたかったり、
辛いのは1人じゃない、と感じる術でもありました。
励みにもなり、勝手に同志のようにも思っていました。
でもやっぱり、妊娠したことを知ると
読めなくなりました。
「ブルータス、お前もか」という心境でしょうか^^;)
ずっと読んでいたブログの1つに池田麻里奈さんのブログがありました。
「BABYと私の気まずい関係」というタイトルだったと記憶しています。
文章も好きで、ずっと読んでいたのですが
妊娠されて妊婦さんの記事を目をするのが辛くなり、読むのを止めました。
相変わらず妊娠しない中で、どこかで気になっていて開いた麻里奈さんのブログには
妊娠7ヶ月で死産したことが書かれていました。
心臓がドクンとして、呆然としました。
どうして、どうして、どうして。
会ったこともない、やり取りをしたこともない人のブログに号泣していました。
こんなに頑張ったのに、頑張ってきたのに、あと少しだったのに…
神様なんていないんじゃないか…。
理不尽、という言葉さえも軽く感じました。
そこから数年を経て、
私は麻里奈さんと不妊ピア・カウンセラーの先輩・後輩という形で出会いました。
それをご縁に、様々に指導頂き切磋琢磨させて頂いています。
麻里奈さんのおかげで、NPO法人不妊カウンセリング学会の資格を取ることもできました。
その後麻里奈さんは治療を終結し、特別養子縁組で男の子のお母さんとなり
この度、本を出版することになりました。
特別養子縁組は、日本ではまだまだ浸透しているとは言えませんが
子どもを育てること、家族になることの選択肢の1つです。
とはいえ、選択にするには気持ちや環境のハードルも高く、
私は周囲の反対もあり諦めました。
特別養子縁組や里子という選択を安易に勧めるわけではありません。
治療中には考えたくない、考えられないことかもしれません。
一方カウンセリングをする中で、「もっと早く様々な選択を考えておけばよかった」
という声も伺います。
不妊の経験や様々なことを経て選択した池田夫妻の家族の形の1つ
を知ることで、悩まれる人にとって何か気づきやきっかけの一助になったら…と
思い紹介させて頂きます。
よろしければ手に取ってみてください。
予約受付中です。
私も書籍化頑張ります(笑)