私はこれで妊娠しました。
こんにちは。
西船橋のガーベラ不妊相談室、不妊ピア・カウンセラーの岡田です。
連休には多くの地域が梅雨明けするようですね。
少し前まで「10年に1度」とか、「生まれて初めて」という豪雨でしたが
ここ数年は、毎年梅雨や台風の時期に必ず豪雨災害が起きています。
備えや暮らし方を考えていかないといけない時期なのかもしれませんね…。
タイトルを見てびっくりされた方には申し訳ありません。
「私はこれで妊娠しました」
私は妊活中、本当にこの言葉に何度も心が揺さぶられました。
漢方、鍼、サプリ、整体などは勿論ですが、神社や占い、ジンクス的なものまで
やり尽くしました^^;)
妊娠した友達に「おむすびを作ってほしい」とお願いしたこともあります。
※妊婦さんの結んだおむすびやゆで卵をもらって食べると妊娠するというジンクスが
あったのです…
陣痛中に描いてもらう富士山はもう、結婚式でブーケをもらうかのような
存在でした。
ですから今、妊娠したくて色々なことを試したり、先が見えなくて答えが知りたくて
誰かに答えを聞きたくなったり、決断を委ねたくなる気持ちは本当に分かります。
納得して取り入れていることを否定するつもりはありません。
妊活には答えがありません。
妊娠した誰かと同じ状況なのに、血液検査は問題ないのに、グレードのいい胚なのに、
オプションの治療もしたのに、体調も整えたのに、、、
妊娠できないこともあります。
あの時こうしていたら妊娠したのか、あの時こうしたから駄目だったのか。
妊活期間が長くなるほど、経済的な負担が大きくなるほど、年齢が上がるほど
考えすぎて何をどうしたらいいのか分からなくなってしまうこともあります。
正解が知りたくなることもあります。
もう失敗したくない、傷つきたくない。
だから「これで妊娠をしました」「これで妊娠できます」そう言われたら
気持ちが揺れるのは当然です。答えを誰かに聞きたくなるのは自然です。
でも、誰かに決めてもらうことはその時楽なようでいて
上手くいかなかったときの後悔は自分で決めたときより大きくなると思います。
自分で、ご夫婦で決めることが大切です。
ぐちゃぐちゃな気持ち、ゆれる想いを書くだけでも、
信頼できる人に話すだけでも、自分がどうしたいかに気付くこともあります。
あなたには、あなたの人生を決めていく権利があります。
何よりもご自身の気持ちを大切にしてくださいね。