不妊の気持ち

「普通の」レディースクリニック、っておっしゃいましたが・・・

こんにちは。心理士の小倉です。

本日、とくダネで、不妊治療費の保険適用について取り上げられました。すべて見ることはできなかったのですが、その中で宋美玄先生がコメンテーターとして出演されていました。

宋先生は、婦人科の女医でいらっしゃいますので、女性の心も体もよく理解されており、コメントの内容も単刀直入で、すごくわかりやすいです。個人的には好きなコメンテーターですが、今日の番組では、不妊治療の話が中心で、うちは「普通の」レディースクリニックですが、とおっしゃったときがあり、その時に、あ~っていう違和感。

普通のレディースクリニックって?不妊治療は「普通」ではないってことかしら?特殊「内科」とか、特別「外科」とか、あるとしたら、それはとても深刻、ってことをイメージしますが、普通でない婦人科、って?内科や外科と同じような意味合いではないような気がします。そこに、婦人科医であっても、薄い膜、を感じました。

不妊を経験するということは、普通だと思っていた自分の体がそうではなくなる、という喪失感も含まれます。普通、自然という言葉にとても敏感なのです。多数派にいたと思っていたのに、あるとき少数派に入ってしまう、それも自分一人のことならなんとかなるかも、だけど、パートナーとの関係という複雑さ。

不妊の気持ちはとても複雑です。すでに十分辛い気持ちになっていますので、そういう気持ちを少しでも理解してもらえる機会として、今回の不妊治療適用の議論が繰り広げられたらいいな、と思います。

ピア・カウンセラー, 不妊の気持ち

夏ですね。

こんにちは。
西船橋にある、ガーベラ不妊相談室不妊ピア・カウンセラーの岡田です。

暑いですね…。
最近テレワークのような形が増えたり、運動もできておらず
体力が落ちていることを感じます。夏バテ…ですかね。
最近、毎朝これを飲んでます。
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父方の祖父母の家では、
夏に帰省すると自家製の甘酒が冷蔵庫に入ってました。
大人になって懐かしくて買った市販のそれより
甘くなくて、麹の粒が大きくて本当に大好きでした。

甘酒を飲むと、祖父母の家で従兄妹と大勢で遊んだ
キラキラとした夏を思い出します。

妊活中、お互いの両親にもそんな思い出を作ってあげたい、
あの夏を私も再現したい。そんな思いがずっとありました。

今日、亡父のお墓参りに行ってきました。
手を合わせてやっぱり今でも思うんです。
「もう少し結婚を早くしていれば」
「もう少し早く子供について考えていれば」
「もっと早く積極的に治療していれば」

でも、その度に思い出すんです。
結婚して夫婦2人で実家に遊びに行ってご飯を食べていると
「みんなで食べるご飯、美味しいなあ。
みんなで話せるって楽しいなあ」
と父が言っていたことを。
中年2人と老齢2人に4合のご飯を炊いていた父。

誰かを喜ばせたい、期待に応えたい。
そんな思いで妊活に取り組み、なかなか結果に結びつかなくて
申し訳ないとか罪悪感を感じている方もいらっしゃるかもしれません。

でもね、
あなたがそこで元気でいるだけで
みんなうれしいんだと思います。

結果に結びつかないことと、努力は比例していません。
今の状況があなたの価値ではありません。
あなたがいるだけで、価値があります。認めてあげてくださいね。
自分のこと。

お盆ですね、夏休みの人も多いでしょうか。
色々制限はありますが、楽しみましょう!
かき氷も、ビールも、素足も、夜更かしも、ジャンクフードも!

たまにはいいじゃないですか!!

 

 

 

カウンセリング, 不妊の気持ち

不妊治療中の嫌な思いや辛い気持ちは思い出すことで癒されます

こんにちは。心理士の小倉です。

最近のカウンセリングでは不妊治療を終え、その後の日々についてカウンセリングを利用される方も増えました。そのため、カウンセリングの内容も、不妊の辛さよりは不妊を経験したからこその生き方について一緒に検討する機会があります。

基本的には現在起こっている出来事についての話が中心となりますが、ふとした時や、調子が悪いと不妊治療中の思いがでてきます。

そして、当時辛かったこと、傷つけられたこと、自身の中で納得のいかないことが、今だからこそ冷静に振り返り、涙ぐむことも多々あります。仕方なかった、と一生懸命おさめようとされますが、思い出される気持ちはそのまま受け止めていいんですよ、とお伝えします。

そうすることで、心が当時の辛い気持ちを思い出しながらも、今現在はその辛い時期ではない、その時期を脱出した、と認識します。勿論、今現在も、辛い出来事はあるかもしれません。たとえば、子供のいない人生を歩むことで、それはそれで辛い思いはありますが、不妊治療中の辛さとは違います。当時は知ることができなかった「その後」を今は知ることができることに、心の癒しが促進されます。

いつまでも昔のことを思い返すのはおかしい、とか、蒸し返してもね…とか、過去は過去、前を向こう!とか、無理に思う必要はないということです。思い出すことが心が癒しを求めている証拠。そして思い出して、涙がでてもいいんです。今はその時と違うことを、心が確認して安心する、という癒しのプロセスの一つなのです。

参考になればと思います。

ところで最近、タイトルを長めにつけてます。なぜかと言いますと、いつも大変お世話になっている方に、ブログアップをツイッターでお知らせする際、具体的なタイトルの方がわかりやすいですよ、と言われたからです。確かに、最近はまっている辻仁成さんのブログのタイトルもすっごく長くて!なるほど~と思って、長く書いてます~

熊とブーケ

 

 

 

カウンセリング, 不妊の気持ち

不妊の話ができる場を探すのは大変ですが求めていれば必ず見つかるはず

こんにちは。

梅雨明けしそうでしないですね。色々と気持ちが晴れない毎日ではないでしょうか?

こんな時の不妊治療も、本当に悩ましいのではないかと思います。夫婦で話していても答えがでるわけでもなく、あるいは意見が違うこともある、温度差がある、などなど。医師や看護師に話をすれば少しは気持ちが落ち着くが、いつも忙しそうで結局疑問が残る・・・友人にいたっては、気を遣われたり、悪意はないのはわかっているが「子育てなんて面倒なだけよ、子供のいない人生羨ましいなぁ」と3人子供育児中の人に言われたり。

本来なら治療の相談、不妊の相談、妊活の相談はその人の人生が関わるので45~60分くらい時間をかけてお話を伺いたいのですが、ほんの10分でも、聴き方を知っている人と話すと、とても気持ちが楽になります。

そういう、自分にあった話す場が見つかればいいのですが、それも現実的に難しい。話がしたい、と思った時点ではすでに気持ちがいっぱいいっぱいで、探す力もないことも多いのです。それでも、誰かと安心して話したい、自分の話を聞いてくれる場が欲しい、と思い続けることできっと、その場は見つかるはず。私達もサポートしていきたいと思いながらもなかなか必要とする方たちとつながることは難しいことを感じます。お互い、サインを出し続けることも大事だなぁ、と最近思います。

もし、これから妊活を考えている、治療を考えている、という方でいらっしゃるなら、ぜひ今のうちに安心して話ができそうな場所を確保しておいてくださいね。今は必要ないと思います。でも、いずれ必要となったときに、そうだ、あそこ問い合わせてみようかな、とすぐに思いつくことが、心のケアにつながりますし、何かあったらあそこに相談できる、という保険も日々の心のケアにつながります。

現在、ガーベラ不妊相談室では対面のカウンセリングを行っていますが、新型コロナウィルス感染拡大もありますので、オンラインや電話、メール相談も承っています。必要な時に、ぜひご利用をご検討くださいね。

https://cr-gerbera.com/contact/

 

 

 

不妊の気持ち

不妊特有の心理:3要素

こんにちはニコニコ

今回は改めて不妊特有の心理の3要素をお伝えしようと思いましてキラキラ

教科書に書いてあるわけではありませんが、私が学んだ中で、この3つが核としてあるのでは?と思っているものです。

クローバー生殖物語

クローバー不妊による喪失

クローバー不妊によるトラウマ

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生殖物語は、自分が小さいころから(3歳ごろから!)思い描いている家族のイメージ。結婚して、子供を産んで、おばあちゃんになって・・・というのがよくありますが、子供とお菓子作りたい、とか、キャンプに行ってみたい、とかも含まれます。逆に、自分は子供はいらないし、結婚もしない、というのも、生殖物語になるし、年配の方が、孫ができたらセーターを編んであげたい、というのも、生殖物語になります。

でも、不妊を経験して、それがかなわないかも、となると、この生殖物語は「書き換え」を必要とします。例えば、本当は子供が欲しかったけど、これからは夫婦二人家族でそれぞれの仕事にうちこみつつ、週末を同じ趣味で楽しむ、って、書き換える、のですが、はい、では今日からそうしましょうって、できませんよね?それはとてもとてもつらいことです。

皆、不妊を経験すると、「辛い」と思うのですが、なんでこんなにつらいの?と思うのですが、その理由の一つが、3歳ごろから長い間、思い描いていた自分のストーリー(物語)を急に書き換えないといけないから、なのです。

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これも上記の思い描いていた生殖物語を失うことから始まり、毎月の生理でくるかもしれなかった赤ちゃんを失うことも、健康だと思っていたからだのイメージを失うことも、父親、母親になれなかったことも、治療で経済的に貯金を失うことも含まれます。こんなにたくさん、失えばそれは辛いに決まっています。だから、こんなに失っているんだ、だから悲しんでいいんだって思うことが大事です。

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上記の生殖物語の書き換え、たくさんの、しかも繰り返される喪失により、心は傷つきまくっています。その傷は毎月の体の周期があると、次を期待して、なかなかゆっくり癒す間もなく、置き去りにされがち。でも、気づくと心はもう破裂寸前、あるいは干からびる寸前。友人に会うのが嫌になったり、妊婦を見るのが嫌になったり。知らないうちに涙がでていたり・・・

そういう時はトラウマ(心的外傷)に苦しんでいるのかもしれません。こういうときも、ああ、私、元気そうにふるまってるけど、実は傷ついてるんだな、だから、嫌なものからは距離を置いていいんだな、泣いてもいいんだな、と喪失と似ていますが、傷ついている自分を受け入れるのが一番回復に効果的です。

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今回は難しい内容となったかもしれませんが、頭でわかっていても、気持ちはそうすぐに整理されたり、理解できるわけではないので、それでいいんです。

なんとなく、ああ、そうなのかな、そうかもね、いや、ちがうかなあ~というふうに、感じるだけで十分だと思います。

6月27日にグループ・カウンセリングを行います👇

日時: 6月27日(土)10時~11時30分(通常2時間を90分に短縮します)

場所: ガーベラ不妊相談室(JR西船橋徒歩5分)

対象者:現在、不妊治療について悩まれている方。男性、女性、ご夫婦でも。

参加人数:先着3組(マスクの着用をお願いします)

参加費:お一人2000円

お申し込みはこちらから👇

https://cr-gerbera.com/contact/

不妊の気持ち

生殖物語

こんにちは、心理士の小倉です。

今回は「生殖物語」についてお伝えします。

生殖物語とはその人が抱く将来の家族像で結婚すること、子供をもつこと、孫を抱くこと、などがすべて含まれます。

よくあるのは

結婚したら子供を二人くらい産んで年をとったら孫にかこまれて静かにくらす、というものでしょうか?

あるいは具体的に男の子を二人産んで、一人は野球選手、一人はテニスの選手にする!女の子に洋服を作って着せてあげたい、

そして孫にセーターを編んであげたい、という年配の方の思いも生殖物語、と呼びます。

でもこの生殖物語があるからこそ、不妊で悩まれている方は苦しいのです。こんなはずじゃなかったのに、と。

生殖物語は2,3歳ころから作られ始めます。自分の家族を見て、世の中にはお父さんとお母さんと子供と赤ちゃんがいるらしい、と知ります。

そして自分も大きくなったらそんな役割をになってみたい、と自然に思うのです。ですから一方で、自分は絶対に結婚しない、結婚はするけど、子供はいらない、という方もいます。これもこの方の生殖物語、となります。

この生殖物語は誰でも持っています。小さなこどもから80歳の方まで。そのつど変化があったり、追加があるものですが、不妊の方が一番つらいのは「書き換え」をしないといけないことです。

子供がいる、いない、とでは物語が全然変わるからです。その作業はとても悲しいものですが、この作業をしないと、先に進めないのです。

生殖物語の書き換えは不妊をしっかり悲しみ受け入れることから始まります。そのうえで、新しい生殖物語を書き始めていきます。

大事なことは自分の生殖物語を確認するとともにパートナーの方の生殖物語を知ることです。案外、自分の生殖物語について曖昧だったり、ましてやパートナーはどんな思いを持っているのか知らないことが多いので、これを機に一度きいてみてもいいかもしれません。

不妊の気持ち

自然妊娠

みなさま、こんにちは!!

心理士の小倉です。

 

ヒマワリ ヒマワリ ヒマワリ ヒマワリ ヒマワリ

不妊の相談を受けますと、

よく本当は自然妊娠したかった、あるいは、治療はしているが自然妊娠も試みている、

という話を聞きます。

治療によってではなく、自然に妊娠、出産したい、というのは

とても普通の気持ちで、是非大切にしていただきたいと思います。

ただ、現実的に自然妊娠は難しい、できない、

ということはあります。

その一つが加齢によるもの、と言われていますが、

年があがるほど自然妊娠はしないようです。

ざっくりいいますと

30歳までの女性は30%

35歳の女性は18%

40歳の女性は5%

45歳の女性は1%

これは1か月の生理周期に対して、なので、

例えば今月29歳の人が妊娠する確率は30%、

ということです。

30歳以下でも、実はそれほど妊娠の可能性は高いわけではないのです。

でも、不妊治療をされている方にとっては

可能性がゼロ出ない限り、自然妊娠を期待する、という方も多いです。

とくに治療はもうやめたが、自然妊娠をやっていきます、という方には

その後の過ごし方について考えていただければと思います。

というのも、

治療しなければ子供が授からない方は

治療終結=実子のいない人生、

と明確なので(それはそれで辛いのですが)

その後の人生の過ごし方は割り切りやすい部分はあります。

でも、

治療はもうやらない、と決めた42歳の方の場合、

自然妊娠の可能性がある、と思いながら日々を暮らすことになります。

勿論、それでよいのですが、

どれほど自然妊娠に期待しているのかがポイントです。

42歳なので、1%以上5%未満です。

もし、この数字はわかっている、

でも小さな奇跡を希望にして毎日を過ごしているだけですよ、

というのであれば、大丈夫だと思います。

ただ、

もしかしたら私はこの2~3%に入るかも、

いや、絶対に入ってみせる、

という強い気持ちでいると、日々の暮らしも辛いものがあると思います。

つまり、日々の生活の中で、心の2~3%を自然妊娠期待とすれば

現実も受け入れた過ごし方ができて、過大な期待による負担は避けれると思います。

でも42歳の女性が80%は自然妊娠するかも、

いや、するぞ、という気持ちでいることは現実からかけ離れており、

それは結局ご自身の負担になります。

厳しい言葉に聞こえるかもしれませんが、

勿論、希望はもちつつ、

でも現実を受け入れることができれば、より地に足がついた過ごし方ができ、

それが心のバランスには良いと思います。

不妊の気持ち, 二人目(以降)

不妊とのおつきあい

皆様、こんにちはニコ

心理士の小倉です。

 

先日不妊を経験され

お子さんを授かった方たちの会に参加してきました。

まだ授かっていない方は

子供が授かれば

不妊の辛さから解放される、

忘れられる、

なかったことにできる、

と思われるかもしれません。

そういう方もいらっしゃるかもしれませんが、

多くの方はそうではないのです。

 

かわいいお子さんを授かっても

不妊を経験したことからいろいろな思いがでてきます。

みんな心の底から妊娠、出産、育児を楽しんでいるのに、

私は不妊の友達を知っているから心から楽しむのは申し訳ない気がして

楽しめない。でも本当は楽しみたいのに・・・

とか、

二人目が欲しいけど、経済的にも体力的にも厳しい。

親族に二人目はまだ?

とか、

子供にうちにはどうして赤ちゃんが来ないの?

と言われると本当に辛い。

せっかく子供が授かったのに、もやもやな毎日を過ごしていて思っていた日々と違った・・・

とか、

治療で流産を繰り返し、表面的には息子は第一子ではあるけれど、

この子の前に二人いる。流産で亡くした子供達への思いが今も心にあるが、

それは主人さえもわかってもらえない、

など、

不妊を経験された方特有の気持ちがお子さんを授かってもあります。

でも、上記のように思うことは

とても自然なことで、

子供が授かったのに素直に喜べない自分はおかしい、

と感じる必要はありません。

不妊は自分のことだけではなく、

パートナーとの関係でもあるし、

お子さんが生まれればお子さんとの関係でもあるので、

とても複雑なのです。

だから、

子供が授かったからといって不妊の経験から解放されることはなく、

むしろ、

おそらく一生つきあっていくテーマとなります。

ただ、不妊がずっとネガティブだったり、負担だったりするとは限りません。

不妊の経験を自分の中の

「汚点」

「欠点」

とするか、

辛い思いもしたけれど、その経験も今の自分を作っている、

不妊の経験を受け入れられれば今後の人生は変わりますよね。

自身の不妊の経験とどのようにうまくつきあえるか、

それぞれで違いますが、

少なくとも上記したように不妊の経験を自分の一部として受け入れることができれば

自分の生き方に自信が持てると思いますし、

これから起こる様々な生殖にまつわる出来事にもうまく対応できるのではないかと思います。

 

 

お知らせ, 不妊の気持ち

不成功の繰り返し

こんにちは、心理士の小倉です。

今回は治療中の方がよく感じられる気持ちについて
書いてみます。

不妊治療を始めると期待が高まりますよね。
でも、うまくいかないことがあります。
それも1度、2度目なら
まだ次の治療に期待できるのですが、
3度目以降になると、
だんだん期待することもできなくなります。

とくに体外受精、顕微授精という治療法の場合、

受精しているとか、
グレードとか、
いろいろな情報があるため、
妊娠への期待が大きくなることもあるでしょう。

そんな中で
治療の不成功が続くと、
しだいに心の元気を失います。
どこまで頑張ればいいの?
いい加減、妊娠してくれないの?
神様は私には子どもを授けてくれないの?

とても悲痛な思いです。
でも答えがないのです。
カウンセリングであれば、
この思いを聞き、そう思うことを
受け止めるだけとなります。
お伝えできるのは、
そのように考えるのは自然ですし、
あなた一人ではない、くらいです。

もう1点言えるのは、
不成功が重なることによって
不成功による悲しみがたまっている、

ということです。
そのたまった悲しみを十分に悲しまないといけないのですが、
治療中は次々に治療が入るため、その時間がとれません。

十分に悲しむために
「喪の作業」

というプロセスがありますが、
なかなかこれをおこなうのも難しいものです。

現在治療中で、
不成功が続いている方は
もしかすると悲しみがたまっているかもしれません。
そんなときは
悲しみがたまっている、と
感じるだけでも心の負担は和らぐことがあります。
自分がどのように感じているのかを受け止めるだけで、
心は楽になるものです。

11月14日(木)10時~13時
グループ・カウンセリング+筆ペン講座おこないます。
通常のグループ・カウンセリングに筆ペンを使って気軽に文字を書く作業をすることで、
心のリセットにつながります。
11月15日(金)10時~13時
グループ・カウンセリング+深層リンパドレナージュおこないます。
自分でリンパを流し、呼吸法も教えてもらうことで体のケアができます。
お申し込みはこちらから👇
不妊の気持ち

時間が解決?

みなさま、こんにちは音譜

心理士の小倉です。

TVをみたら今年の流行語の候補があげられていました・・・

もうそんな時期ですね。

今年一年の流行語候補ですが、

結構、忘れている言葉がありました~目

 

関心度や内容によって、

やはり覚えているものと、忘れやすいものはあるのでしょうが、

衝撃的な出来事に伴った流行語候補もありますが、

その時は衝撃的だったけど、

「時間が解決」

してすっかり落ち着いたかも、というものもあります。

 

この言葉、不妊カウンセリングでもよく出てくる言葉ですが、

たとえば

子供を授かることができないと分かったとき、

「その悲しみは時間が解決してくれるでしょうか?」

という質問を受けることがあります。

そういうとき、

私は「あなたにとって解決とは何を意味しますか?」

と聞きます。

もしその答えが

「子供がいなくても幸せになること」

であれば、時間をかけて幸せになることは十分可能なので、

時間が解決するでしょう。(厳密には時間が解決を促す、という意味ですが)

 

でも、その答えが、

子供がいない悲しみを忘れること、

であるなら、どれほど時間がたっても解決はしないでしょう。

不妊を経験したことはまぎれもない事実だし、

そのことで感じたり、考えたことはまぎれもないあなただから。

忘れることはできないし、

忘れてはいけないことです、

だってその経験はあなたの一部ですから。

ただ、

悲しみが和らぐ、苦しみが軽くなる、

ことはできます。

そして、それは「時間」が解決するのではなく、

「あなた」が時間をかけて解決する、

ということです。

 

それが結果的に「時間が解決した」と言えるのでしょうヒヨコ

 

グループカウンセリングを開催します。

11月14日(木)筆ペン講座とグループカウンセリング

11月15日(金)深層リンパドレナージュとグループカウンセリング

いずれも10時~13時

お一人3000円

詳しくはブログの案内をご覧ください!