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妊活・不妊情報:信頼できるデータからYouTubeまで

妊活・不妊の情報はいまやあふれんばかりにありますよね。どれを信じたらいいのか、あるいはスマホの登場でいくらでも情報が入ってくる(自分で検索していないのに勝手に情報サイトが表示される・・・)のも、良いこともありますが、疲れの原因でもあります。

ある程度コンパクトにまとめた私の個人的な「信頼できる」と「共有したい(つまりおススメ)」情報一覧をご紹介します。

目次

妊活情報最前線

★妊活Baby‐mo

雑誌「赤ちゃんがほしい」のネット版ですね。
妊活と不妊治療の話がメインです。
自分はまだ不妊ってわけではない、と思っている方も妊娠を希望しているのであれば
参考になるサイトだと思います。
妊活の他にも女性の体についても情報がありますので
女性が自分の体を知るにはよいサイトだと思います。

不妊治療最前線

今年の4月から不妊治療の保険適用となりましたので詳しく知りたい方はこちら👇

★厚生労働省「不妊治療に関する取組」

★日本生殖医学会特設ページ「不妊治療における保険適用 2022.4~ 関連&最新情報」

不妊治療そのもののサイトとしては👇

★日本受精着床学会

専門的で信頼はできる内容ですが、結局のところ自分にとって何がベストなの?という疑問はどうしても残ります・・・
不妊治療の難しさは、カップルで取り組むため本当にカップルの数だけ治療(生殖補助技術)の数があることです。
そこが非常に悩ましいのですが、検査や技術は日々進化はしていますし、考え方(倫理も含む)も変化しているので
そういう情報が欲しいな、と思う方には参考になるかもしれません。


妊活・不妊サポート情報

最新の情報を得たとしても、やはり悩んだり迷ったり心が疲れ切ったり・・・
そんな時はサポート源を利用してくださいね👇

★NPO法人Fine

不妊当事者目線であらゆるサポートがあります。
私もとてもお世話になっています。

日本の生殖心理カウンセラーの第一人者👇

★東京リプロダクティブカウンセリングセンター

こちらの平山史朗先生は私のスーパーバイザーでもあります!
引き出しをたくさんお持ちです!
実は今回の情報一覧も平山先生の研修で得たものが沢山あります~
数少ない生殖の男性カウンセラーです!
男性の気持ちは勿論、女性の気持ちも理解し、人間の生殖への思いを平山先生個人の思いを
織り交ぜながら優しく、鋭く、そしてそのままでもいいんじゃない?という安心感もくださいます。

専門的なサポートとなればこちら👇

★日本生殖心理学会

私も会員ですが、医師とカウンセラーが当事者のためにできることを全力尽くして
考えている学会です。医学的な情報から心理サポートも含まれますので参考になると思います。

他の選択肢:子供のいない人生・養子縁組・第三者生殖医療

不妊治療をしても子供が授からないカップルの方が統計上、大多数なのです・・・
不妊を経て子供のいない人生を歩まれている方達の生き方を参考にしていただければと思います👇

★Tulsi ヨガセラピー

★オルテンシア

👆こちらの渡邉雅代さん、太田智子さんはガーベラ不妊相談室のサークル「オリーブの木」も担当してくださっています~

不妊治療をしても実子が難しい場合、里子や養子縁組を検討することが機会があると思いますが
池田麻里奈さんのストーリーは一つのモデルとして参考になります👇

★コウノトリ心の相談室


カップルによっては卵子提供や精子提供を検討することもあるかもしれません。
日本での卵子提供は👇

★JISART

★卵子提供登録支援団体

の2団体があります。
ただ、両団体とも活発に活動をしているわけではなく、
卵子提供でお子さんを授かったカップルは勿論沢山いらっしゃいますが
とても難しい決断でもあるのでカップルの話し合いがとても大事です。
生まれてくるお子さんの幸せを最優先にできるかがポイントです。


同様に精子バンクとして世界的に有名なのはこちら👇

★クリオス

👆最近、クリオスさんとのご縁がありまして紹介させていただきます

あなたらしい生殖:同性カップル・選択的シングルマザー

男性と女性の対だけが愛情対象や家族になるわけではない、ということが認知されてきましたよね。多分、人間であれば性別よりはその人間(個人)に魅力を感じるのだと思います。ただ、生殖機能として男女で違いがあるので、子供を産み育てたい、家族を作りたいとなった時に難しさが以前はありましたが、生殖の技術により実現ができるようになりました👇

★こどまっぷ

また、女性が子供を産む「機能」を持っているため、選択的シングルマザーという選択肢もあります。子供の健やかな成長を考えると勿論賛否両論ある選択肢ですが、女性としては生殖機能が期間限定なので、男性との出会いや覚悟を待っていられない実情もあります。実行するかどうかは別として、上記した精子バンクの利用を検討することで、自身の人生の可能性を改めて考えるよい機会になるかと思います。

本の紹介:専門書から漫画まで

【生殖医療の現在を知る】
★浅田義正・河合蘭「不妊治療を考えたら読む本 科学でわかる
『妊娠への近道』」 講談社ブルーバックス 2016

【不妊の人々の心理を知る】
★「子守唄が唄いたくて―不妊を理解して対処するために」
ジャネット ジャフェ、デービット・J. ダイアモンド、マーサ・O. ダ
イアモンド著 小倉智子訳 バベルプレス

👆私が訳した本です~もう20年前近くになるのですが私のカウンセリングの基礎の「生殖物語」を教えてくれた本です。誤訳が沢山あるのが恥ずかしいのですが・・・そこはスルーしてくださいませ。

【不妊治療を終えることを考える本】
★「不妊治療のやめどき」 松本亜樹子著 WAVE出版

👆NPO法人Fineの理事長の本ですが多くの方の物語がおさめられています。

★「不妊治療、やめました。~ふたり暮らしを決めた日~」
堀田あきお&かよ  ぶんか社

👆漫画なので読みやすいです!

★「妊活に疲れたら、開く本 ~妊活ストレスに悩むあなたに~」
平山史朗 主婦の友社 2017

👆私のスーパーヴァイザーの平山先生の本です~


【不妊がテーマの小説】

★角田光代「ひそやかな花園」講談社文庫

👆今、この本を読んでいます。なんとな~く、展開はわかるものの、当事者の気持ちがとてもリアルで勉強になります。

★辻村深月「朝が来る」

👆この本は、正直私は描写的に納得がいかないところもありますが、映画にもなりましたし社会に発信する物語としては良いかな、と思います。

妊活・不妊のYouTubeもあります!

最近はYouTube、動画もたくさんありますよね・・・👇

★精神科医がこころの病気を解説する (早稲田メンタルクリニック 益田裕介医師によるチ
ャンネル)
「不妊治療と妊活うつ、薬を使っても大丈夫?」

👆ネット検索すれば文章に書いてあることと同じことを話していますが、声のトーンや顔が見えるというのは
信頼感だったり、わかりやすさにつながるような気がします。
ガーベラ不妊相談室も動画の配信を検討していますがなかなか取り組めず~
頑張ります!

こちらはできたてほやほやのサイト(YouTube)です👇

★正直不妊治療

吉村泰典先生が監修なので信頼できますね


最後はかなりリアルな内容なので当事者には辛いかもしれません👇

★鈴木みろさんのチャンネル
「子なし夫婦エリ」編

これから妊活をする方や周りに妊活や不妊治療をされている人がいて
なにかできないかな、と思ってる方には参考になると思います。
(音楽が切ないのでちょっと重いかもです・・・)


自分が必要としている情報を見つける旅にでかけるきっかけになりますように

以上、いろんなサイトや文献など紹介しました。
あくまで私が信頼できる、共有したいと思う内容なので
あなたにとってベストとは限りません。

ただ、自分が一番必要としている情報は、
思っているものと違うこともあります。
思い通りの情報が手に入ればそれはそれでよし、
全然関心がなかったけど、「たまたま」見つけた情報がドンピシャ!
という必然の偶然、もあるのです。

自分が必要とする情報はどんどん変化します。
このブログがあなたの情報収集の旅を良いものにしてくれるヒントになればと思います。

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