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ころべばいいのに:不妊中の黒い感情は皆持ってます

絵本『ころべばいいのに』の内容紹介(あらすじ) | 絵本屋ピクトブック (pictbook.info)

こんにちは。生殖心理カウンセラーの小倉です。

今日、久しぶりにショッピングモールに買い物に行ったら本屋があって、その店頭に置いてあった本が気になり手にとると興味深かったです。

絵本作家の絵本ですが、すごく認知行動療法を意識して?描かれてるように感じるのは職業病のせいかもしれませんが、それでもこういう考え方ができると、皆もっと楽だろうな、と感じました。

人をねたむ感情をどうにかする、というのも大事な感情のコントロールですが、私の立場からすると人をねたむ感情や気に入らない人、嫌いな人がいるのは当たり前だし、その人が「転んじゃえばいいのに」と思うのも当たり前~と伝えたいのです。

ただ、嫌う気持ちやねたむ気持ちに自分が苦しめられるのはしんどいので、そういうときはこの絵本のように、そういった「黒い」感情は自分の外部にぶらさがっているだけのことだから、なにかしら動いたり、取り組んでいけば振り回されて落っこちるもの、とイメージするのもいいな、と思いました。

不妊治療中は特に自分でもびっくりするくらい、人をねたむ気持ち、羨ましがる気持ち、比べてしまう気持ちが沸き上がってきますよね・・・そう感じるほうがむしろ自然です。でも、そんな自分が嫌だ、と感じる人も多いようです。なぜ嫌かというと、そういう「黒い感情」に自分が振り回されているからだと思います。黒い感情をそのまま受け止めてあげることができると(つまり、そんな気持ちを持っててもいっか、と肯定する)ほんのちょっと楽になるかもしれません。

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