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不妊治療を経て子供を授かった私が、不妊ピアカウンセリングを行っている訳

こんにちは。西船橋にあるガーベラ不妊相談室の岡田です。
神社の境内で可愛くなく鳥…首が痛くなるくらい探し回って激写(笑)
メジロですよね?違いますか?鳥に詳しい方いたら教えてください^^)

先日、不妊を経て夫婦2人の生活を選んでピア・カウンセラーの仲間に
「岡田さんは何でお子さんを授かったのに、不妊ピア・カウンセリングをしているんですか?」
と訊かれました。
一瞬、「え?何で?変かな?」と思ったのですが、
一般的に、子どもを授かったら不妊を終えて子育てやお母さんとしての分野にシフトすると
思われているんだな、と改めて痛感しました。
確かに、私も妊娠したら、出産したら不妊から解放されてスッキリと望んでいた人生の
道に戻れると思っていました。

でも、違ったんですよね。
会社には「長年治療してやっと授かったのだから、子育てに専念したら?」と
アドバイス?頂き、返す言葉もなく復帰は断念しました。

周囲のお母さんは若くして思った通りに子どもを授かり、第2子の時期や性別の話をしています。
男の子でも女の子でも、どんな時期でも授かれるだけで幸せなのに…。
私だって、もう少し若いお母さんになりたかった。相槌を打ちながらモヤモヤしました。
子どもを授かっても、不妊は消えることなく私の中に棲んでいたんです。

不妊の支援は少ないながらも近年増えてきましたが
不妊の期間を終え子どもを授かった方、養子や里子を迎えた方、
夫婦2人の生活を選ばれた方への支援や居場所はほとんど見当たりません。
私は、不妊治療中は勿論その後の方のためのサポートをしたいと思い
ピアカウンセリングを行っています。

もう1つ、私は不妊治療時代に
分かってくれる人に安心して話せる場所がありませんでした。
気持ちを分かろうとしてくれても、治療のことや負担はわからないからもどかしい。
何とか励まそうとしてくれて、反って傷ついてしまう。
心の専門家には、自分の心との向き合い方についてひたすら説かれる。
相談したいとは思いながら、いつもどこかで気を使ったり傷ついて更に疲弊してしまっていました。

私みたいな傷つきを経験する人が少しでも減るお手伝いがしたい。
私が治療中に思っていた相談場所を創っていきたい、と思ってピアカウンセリングを行っています。
どんなことでも、クライエントさんのお気持ちは否定せず
まずはとことん聴くことを心がけています。

是非ご相談くださいね☆

1対1の相談のハードルが高い方は、グループカウンセリングや
おしゃべり会も活用くださいね。
サークルオリーブの木
夫との子を望んで治療を始めたはずなのに


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