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思っていることを話すこと。

こんにちは。西船橋にあるガーベラ不妊相談室、不妊ピア・カウンセラーの岡田です。
コロナ禍で様々な制限もあり、ままならないことも多い時間が本当に長くなってきました。

テレビをつけると、よく分からない情報に不安や怒りを覚えるので
テレビを消して、本を読む時間を増やしている今日この頃です。

元々本を読むのが好きだったのですが、時間がない、実用書で勉強をと思う中で
久々に小説を読んでいます。

目次

本を読むこと。

小説は、読むと情景が広がって
色々な言葉の表現に気持ちが豊かになる感覚になるところが好きです。

楽しいという気持ちでもこんな表現があるのか
ああ、この夕暮れ見てみたいなあ…とか。
感情移入して、電車の中で涙してしまうことも。

映画もそうですが、小説や映画は主人公や物語に感情移入することはあっても
どこか眺めている感覚があり、安心して喜怒哀楽できスッキリするのかもしれません。
皆さんはいかがでしょうか?

私が久々に読んだ本は…
切なさの中に温かさを感じる短編集でした。
通院の待ち時間、色んなことを考えてしまったり検索してしまうなら
短編集は気分転換にもいいかもしれません。

気持ちを抱えること。

一方で自分の気持ちを小説のように読むと
ドツボにはまるようなこともあると思います。

なんでしょう、負のスパイラルといいますか…
上手くいかないんだよな、何でだろうな…
(ちょっと調べてみる、ブログとかSNSで情報を確認する)
あそこに住んでたら、あの病院に行けたなら、経済的に余裕があるなら
職場の理解があるなら…色んなことを比較したり考えたりすると
読書のそれとは違って、色のない光のない情景が浮かんで

はーー、努力が足りないのかな、やっぱり駄目なのかな
あの人はいいなー、自分だけどうしてこんな目に…
そんな気持ちになることもあります。

気持ちを話すこと

先日、所属するFineでマナティー・クラブの
(不妊を経験して、親になった人を対象とした会)
グループカウンセリングを担当したのですが
参加者の方が悩みを話していた時に、他の参加者の方から

「〇〇さん、今自分の悩みの答え自分で話してますよね!」
との言葉がありました。
話していた方も
「あれ?ホントだ!」とビックリされていました。

不妊にまつわる悩みは、話しづらいことですが
安心して安全に話をできる場所で
自分の気持ちを話すことは思う以上に大切なことで
大きな気づきや、効果に繋がることもあることを実感しました。

自分の気持ちを打ち明けて否定されること

自分の気持ちを話すことで大切なことは
その想いを否定されないことだと思います。

「本当に子どもが欲しいなら体外受精したほうがいいよ」
「まだ若いんだからそんなことで悩むことないよ」
「え?まだ1年でそんな弱音吐いてるの?」
「1人いるんだからいいじゃない」

勇気を出して、あるいは信頼できる人だからと
気持ちを打ち明けて、こんなこと言われたらもう打ちのめされますよね。

私自身、信頼していた人からの
「良かれと思って」「親身に思うからこそ」という悪気のない気持ちの否定や
アドバイスに何度も傷つき、打ちのめされてしまい
ブログを書いてみたり、インターネット上の同じ環境の人にだけ
気持ちを打ち明けていた時期があります。

安心して話せる場所

ガーベラ不妊相談室では、個別カウンセリングの他に
グループカウンセリングや、おしゃべり会も行っています。

新型コロナウィルスの影響で対面での開催が難しいですが
秋以降、オンラインで様々なグループカウンセリング、
おしゃべり会を開催して参ります!

不妊を経験し、傷ついてきた経験があるからこそ
何よりも、皆んさんの気持ちや想いを否定することなく安心して安全に話せる場所を
作ることを大切にしていきたいと思います。

テーマなどご希望がありましたら下記より是非ご連絡ください。
皆様のご希望にできる限り応える会を開催したいと思っております^^)

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