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不妊治療終結のカウンセリング

こんにちは。心理士の小倉です。

最近のカウンセリングでは不妊治療終結について語られるケースが多いです。

不妊治療終結のカウンセリングでは、まずはご自身の不妊治療(あるいは子供を授かりたいと思っていた時期)を振りかえっていただき(同時に結婚歴と不妊歴も伺います)当時はどんな風に思っていて今はどんな風に感じていて将来どのように思えるようになりたいか、を一緒に検討します。

このところ感じるのは多くの女性が過去の自分の選択を後悔している、ということ。自分があ~すればよかった、こ~すればよかった、という思いをたくさん語ってくださいます。でも、子供を授かる、ということは男女の問題なのです。女性一人の決断で子供は授かりません(厳密にはそうではないのですが、そこはさておき)。

夫との子供を望んでいたわけですから、夫の「責任」もあるのです。それは決して夫を責める、という意味の「責任」ではありません。夫と治療をどうするかの話し合い、夫の言動、夫がそこにいること、いないこと、などなど実はとても関わっているのです。ですからどうぞ女性だけが多くを背負い込まないようにしていただければいいな、と思います。

女性が子供を産む体をもっているのでどうしても女性が自分の責任を強く感じやすいのですが、あ、もしかして責任を背負い込みすぎてる?と感じるのであれば、少し気持ちが楽になるかもしれません。

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