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男性の心もサポートしています

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不妊を経験する男性の心もサポートしています

こんにちは。心理士の小倉です。
こちら、ガーベラ不妊相談室では主にカウンセラー二人で不妊にまつわる心のサポートをおこなっています。
女性二人ではありますが、カップルは勿論、男性お一人のカウンセリングも行っています。

男性にも気持ちはあります

不妊を経験すると、どうしても体の機能的に女性の方が多くを考えざるを得ない状況になります。男女で考えれば不公平ではあります。でも、それが生殖。それを受け入れての妊活、不妊治療に取り組む、というところが大切になります。

でも、そこを理解するのはとても難しく、やはり女性の気持ちのサポートが大事と感じやすくなり、本当は男性にも「気持ち」があるのですが、なかなか話す機会がないのです。

気持ちと考えは違います!

女性は自分の気持ち、これが辛い、あれが悲しい、こうなると迷う、そうなると腹が立つ、という話をごく自然にできます。一方男性は、それならこう解決すればいい、とか、迷うときはメリット・デメリットを考えてます、とか、子供ができないのなら仕方ないですよね、のように「解決方法、考え、価値観」をよく話してくれますが、これは気持ちのようで気持ちではないのです。

なぜ気持ちを話すことが大事?

カウンセリングはそもそも気持ちを話すところです。気持ちを話すことで、本来の自分を取り戻せたり、確固とした自分を作り上げることができるのです。最近の人間は考え(理性)の方に重きが置かれ、気持ち(感性)の方が少し置き去りにされているというか、大切にされていないと言いますか。
確かに、理性を鍛えたほうが生産性は高まると思います。それは人間の生活に置いては必要だし重要です。
でも、結局はバランスです。人間には感性があり、感性が豊かであるほうが現実的に厳しい局面にあっても柔軟に対応できます。

上記の例のように、子供ができないのなら仕方ないですよね、と考える男性。それは理性としては「合理的な判断」かもしれません。でも感性としては「悲しみ、喪失、心の傷、劣等感」などなど様々な気持ちがあるはずです。そういう気持ちに向き合うことがなければ、子供がいないのは仕方ない、と思う一方で何か納得のいかない毎日をおくることになるかもしれません。

カウンセリングでは気持ちに向き合うお手伝いをします

男性はもともと気持ちを話すことを得意としていません。理路整然と考えを話すことは得意ですが。
ですが、「上手に」話必要は全くないのです。
そのためのカウンセリングです。
もし、妊活、不妊に関して、何か相談したいこと、妻のために何かしたいこと、自分のために何か取り組んでみたいという思いがあれば
気軽にお問合せいただければと思います。

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